鬱病と診断されたときの病院での治療に関しては、薬物療法が基本となっています。しかし症状の程度にあわせて入院治療が必要と判断されることもあります。これで自殺をするというのを防ぐことができます。また精神療法もあわせて行われています。
鬱病の治療のためには早急に病院に行くことを推奨します。そして良い病院の特徴としては、医師や看護師が患者に対して丁寧である点が挙げられます。また、うつ病の予防として運動で汗をかく事が挙げられます。また友達とカラオケでストレスを発散させる事も有効です。
鬱病の治療を受ける際の病院選びとしては、まずどのような治療方針であるかをホームページで確認することが必要になります。また医師の専門性であったり、利用している患者の数などもあわせて確認するようにします。
鬱病を扱う病院は、以前に比べるとかなり幅広く多様になりました。昔から精神科がある病院は大学病院、総合病院、精神病院等でしたが、最近ではこれらに加えてメンタルクリニック、心療内科が増えてきています。メンタルクリニックは大きく分けて、保険診療をしているところと、自費診療をしているところの2種類があります。前者は保険診療の範囲内での治療になるので、診療時間は短くなります。後者は完全予約制をとり、1回に1時間ほどかけて診療することが多く、主にカウンセリング、精神分析、家族療法等の精神療法を行います。初めて受診する時は、予め電話でどのようなシステムで診療しているのかを確認してから受診すると安心です。近年メンタルクリニックは都心部を中心に増え続け、駅前などでよく見かけるようになりました。鬱病で悩む人にとっては、仕事帰りなどに通いやすいクリニックを選べることと、大学病院や総合病院よりも長い時間をかけてじっくりと診察を受けられるということがメンタルクリニックのメリットです。
メンタルクリニックは、医師を入れてスタッフ2〜3人ほどの少人数で運営され、院内は明るい雰囲気で、初めてでもあまり緊張することなくリラックスできるため抵抗が少ないようです。クリニックによっては、「精神科」「精神科・神経科」「神経科・心療内科」と掲げる診療科目に違いがあります。また「※医院」「※クリニック」とだけ表示しているところもあります。どのクリニックかを決める時は迷ってしまいますが、基本的には精神科とはっきり表示しているところなら、鬱病はどこでも受診できると思ってよいでしょう。「内科・神経科」のような曖昧な表示のところは避けた方が無難です。尚、神経内科専門のところもあり、これは脊髄や脳の病気を中心に診る病院です。健康保険外の自由診療で完全予約制のもと、鬱病カウンセリング、精神分析、家族療法などの精神療法を行っているクリニックは、保険診療に比べればまだ少ないですが、都心部を中心に開かれています。十分な時間を取った診療を望むのであれば、予め問い合わせてみるとよいでしょう。